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見立て [つれづれ]


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風炉薄茶点前



 棗    阿古陀棗  烏瓜柄

茶 碗   利休椿の井戸

茶 杓   先生作

水 指   水色のすり鉢状のガラス 

水指の蓋  扇 祇園祭りの絵


菓 子   朝顔

菓子器   透明の大きな朝顔形ガラス


掛 軸   祇園祭り山車

 花    桂籠  大山蓮華


 

「見立て」とは千利休が独自のすぐれた美意識によって道具類の

 形を定めたり本来茶の湯の道具でなかった品々を茶の湯の

 道具として「見立て」茶の湯の世界に取り込む工夫をしたこと。

                   -茶道事始めよりー


今日の水指は、水色のすり鉢状のガラスだった。

先生は花器として売られていたこの容器を涼し気なので気に入られ

水指に良いと思われ「見立て」て購入されたそうだ。



水指の蓋は これまた素敵だった。

祇園祭りの絵が描いてある大きな扇を蓋に「見立て」扱った。

扇は水差しの横に置く形ではなく

建水の横に開いたまま立てかけるので私が座っているところから

柄を眺めることができ 華やかな感じだった。



今日の帯留は文鳥。

私の誕生日に娘と孫がプレゼントしてくれた。

鳥が好きなので嬉しい[るんるん]