梶の葉 [つれづれ]
今日は 水差しの蓋として 葉っぱを用いる 葉蓋点前
水差しは末廣籠の受筒で
黒塗りの桧の曲げ物に切箔を散らしたものの上に
濡らした梶の葉を蓋にして いかにも涼し気だった
棗 七夕
茶 碗 青波
茶 杓 先生作
掛 物 七夕
花 半夏生 鯛釣り草 小判草 桔梗 半夏生
菓 子 錦玉
透明な四角い寒天生地の中に、小豆 ウグイス豆 練り切りでできた鮎
などが入っていて、楊枝で切り取ろうとすると蝋のようにプリプリと
抵抗があって、切り口がスパッとはいかない感じ。
食べ物とは思えない抜群な透明感と甘さ。
そしてコリコリとした歯ごたえがなんともいえないお菓子だった。
78歳の先生が
「明日は七夕だから 織姫と彦星が出会えるように 少しずつ金平糖を食べましょうよ...」
そう仰って
四角く青い硝子の菓子器を夜空に見立て
天の川として金平糖を5cmぐらいの幅で器の中に斜めに配し
天の川を挟んで上と下に 青とピンクの金平糖を一粒ずつ置いてくださり
主客から5~6粒ずつ頂いた
なんという素敵な感性だろう...Wonderful Life
2017-07-06 17:26