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梶の葉 [つれづれ]


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今日は 水差しの蓋として 葉っぱを用いる 葉蓋点前


水差しは末廣籠の受筒で

黒塗りの桧の曲げ物に切箔を散らしたものの上に

濡らした梶の葉を蓋にして いかにも涼し気だった



  棗   七夕

茶 碗   青波

茶 杓   先生作



掛 物   七夕

  花   半夏生 鯛釣り草 小判草 桔梗 半夏生


菓 子      錦玉

        透明な四角い寒天生地の中に、小豆 ウグイス豆 練り切りでできた鮎

        などが入っていて、楊枝で切り取ろうとすると蝋のようにプリプリと

        抵抗があって、切り口がスパッとはいかない感じ。

        食べ物とは思えない抜群な透明感と甘さ。

        そしてコリコリとした歯ごたえがなんともいえないお菓子だった。


     

78歳の先生が

 「明日は七夕だから 織姫と彦星が出会えるように 少しずつ金平糖を食べましょうよ...」

そう仰って

四角く青い硝子の菓子器を夜空に見立て 

天の川として金平糖を5cmぐらいの幅で器の中に斜めに配し

天の川を挟んで上と下に 青とピンクの金平糖を一粒ずつ置いてくださり

主客から5~6粒ずつ頂いた



なんという素敵な感性だろう...Wonderful Life[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]