佐野えんねさん [本]
佐野えんねさんは1901年生まれで
日本で60年余りを過ごし、95歳で亡くなったドイツ人女性
日本人の男性と結婚し、大学教授や農家を営みながら子供を育て
ドイツと日本の暮らしについて客観的に綴った本です
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・・・・いま、五十年あまりもこの自分の生まれ育った国と対極に
あるような世界に住み続けた後に、ようやく私が悟らされていることは、
一人の人間の中に生まれ育った国の気候、風土、民族のたどってきた
遥かな歴史の経過などが、どんなに根強く働き続け、どんなに深い痕を
刻みつけているか、ということです。
言葉はふしぎなものです。普通につかうと、ただいつの間にか、
人の口からながれ出て、人の耳に入ってしまいます。べんりな、
たがいの知らせのどうぐであるだけですが、時どき、だれかのいう
言葉のなかに、玉のように光るものがあって、それは何代もの
人間の経験、大ぜいのひとのかんがえたことが、その一人の人の
言葉に結晶したのです。
本文より
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子供の目線の上(椅子と机の上)の生活と.....
日常生活が すべて目の前に繰り広げられる畳の世界との違い
両国の民族がそれぞれの子育てを通して
子供を慈しみ 礼節を伝え 品格を重んじていく素晴らしさ.....
ご苦労が多かったであろう〝日本の暮らし〟のはずなのに
そんなことをちっとも感じさせないのは
彼女の聡明さや客観性それに優しさかもしれないと思いました
読んだ後.....
自分の感性が響くのを 久しぶりに感じた本でした
素敵な本で感動されたんですね。
最初は佐野のえんね・・って何処にあるんだろう?と思っちゃいました。ドイツは3回行きましたが凄く親切な人ばかりで食べ物も美味しいです。
by 旅爺さん (2009-12-15 06:11)
障害は障害者にあるのではなく
彼らが生きてく世界の側にあるのが障害
by pace (2009-12-15 16:45)
ご無沙汰してます。
最近は、偶~に更新のペースでやってます。
素敵な本ですね、最近、本も落ち着いて読んでいる
暇もありませんが。
来年の2月に次男が結婚するので、今何かと慌ただしいです。^0^
by koi3 (2009-12-15 19:06)
♥旅爺さんさま こんばんは
ドイツに3回も行かれたんですか?
本当にあちこち旅行されていらっしゃるんですね!
今回のイタリア旅行記も毎回楽しみに拝見しています(^0^)♪
by Green (2009-12-16 21:16)
♥paceさんへ こんばんは
本当にそうですね....。
彼女は相当努力されたのでしょうね。。
戦後はさぞかし大変だったろうと読みながら思いました。
by Green (2009-12-16 21:16)
♥koi3さんへ こんばんは
お久しぶりでした。お元気そうで安心しました。
また・・・鳥の写真も楽しみにしています。
ご子息さまの結婚おめでとうございます!!
嬉しい忙しさですね・・・。
家族が増えるのは幸せなことですよね~(*^ー^)/
by Green (2009-12-16 21:16)
♥きむたこさん 風の子さん ぼんぼちぼちぼちさん
Rangerさん Krauseさんへ
ご訪問&Nice ありがとうございます m(_ _)m
by Green (2009-12-16 21:59)