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父の戦後 [Daily note]


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昨日は朝から...

晴れたり 曇ったり 大雨になったり

忙しい天気だった。



父を訪ねたら

第二次世界大戦のドキュメンタリーを観ていた。


「あの当時 戦争の状況はわからなかった。

 兵学校で一緒だった〇〇も 〇〇も 

 みんな何にも知らずに戦地で死んだんだ。

 生き残った人間は

 こうして何十年も経って 新しいことを知る。

 厚生労働省は帰ってきた遺骨を鑑定して

 日本人の骨じゃないとわかったのに

 何年間も知らんぷりするなんてあんまりだ

 いいか ...

 国のすることを

 簡単に信用してはいけない。」


と怒りながら私に言った。



近いようで遠い

分かっていたようでわからなかった

一世紀近く生きた父の気持ち。