父の戦後 [Daily note]
昨日は朝から...
晴れたり 曇ったり 大雨になったり
忙しい天気だった。
父を訪ねたら
第二次世界大戦のドキュメンタリーを観ていた。
「あの当時 戦争の状況はわからなかった。
兵学校で一緒だった〇〇も 〇〇も
みんな何にも知らずに戦地で死んだんだ。
生き残った人間は
こうして何十年も経って 新しいことを知る。
厚生労働省は帰ってきた遺骨を鑑定して
日本人の骨じゃないとわかったのに
何年間も知らんぷりするなんてあんまりだ
いいか ...
国のすることを
簡単に信用してはいけない。」
と怒りながら私に言った。
近いようで遠い
分かっていたようでわからなかった
一世紀近く生きた父の気持ち。
2019-10-07 14:57